上下の目印

印鑑イメージ

実印を登録するときは大抵苗字くらいしか書かれていない印鑑を使う人が多いようですね。
それは問題ないのですが、法人ではそうは行きません。

会社の実印であれば、非常に長い文字の羅列です。会社名だけでなく、代表取締役之印というふうになっているのです。
しかも会社名は丸く輪の中に描かれていて、始まりと終わりがはっきりしません。

そればかりでなく、篆書体という、難しい、見たことも無いような、印鑑にしか使われないような、へんてこな文字で書かれているのです。
これではどちらが上か下か分かりません。

個人の実印では篆書体で苗字が書かれてあることはそれほど多くはありませんが、たとえ篆書体で書かれてあっても苗字だけならどちらが上か下か、大体分かる物です。

それに比べて、法人の場合は、外側は丸く円を描いて書かれているし、中は篆書体で書かれてあることが多くて、天地が非常に見分けられないくらい難しいのです。

そこで、天地を見分ける点をつけてある印鑑も多くあります。大体円を描いている部分に点がありますが、この点がある方が上ですね。

しかし、本来、点なんてなくてもしっかり冷静に心を澄まして篆書体の文字を読めばいいはずですよね。
そのような冷静さが大切なのです。会社の命運を分ける大切な捺印のために、点なしでも読むほどのその冷静さをもって押印していただきたいと思います。

ところで、点は点でも、印面ではなくて、印鑑の柄の部分に点または棒状の絵が描かれてあることもあります。
これは非常に使いやすいですね。天地をまったく考えずに簡単に押印できます。

便利さではこの方がずっといいですね。

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